重富プラスのSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
明治25年(1892)年に創業した当社は、1台の活版印刷機からスタートし、以来、130年にわたり、時代に応じた事業を追求してきました。
お客様との信頼関係を築き息の長い事業活動を推進してきた当社にとって、社会における課題を一つずつ解決することで、持続可能な世界を実現するSDGs(持続可能な開発目標)の考え方は、当社が目指す理想像に寄り添うものです。創業から一世紀以上を経た今、さらなる未来を見据えるための目標とし、取り組むべきと考えています。
SDGsの達成に向けて、クリエイティブや印刷・WEB制作などの事業を通じ、社会に貢献できるように取り組んでまいります。
SDGs(持続可能な開発目標)とは
「Sustainable Development Goals」通称「SDGs」は、
2015年9月にすべての国連加盟国(193ヵ国)によって採択された開発目標です。
より良い将来を実現するために、今後15年かけて極度の貧困、不平等・不正義をなくし、
私たちの地球を守るために17の目標と169のターゲットからなる目標に取り組むことによって
「持続可能な社会の実現」を目指しています。
印刷関連の取り組みprinting
CTP無処理版を採用 ~廃液・CO2を削減~
「無処理版」とは、CTPで現像を行わなくていい「版」のことです。「無処理版」では現像機の代わりに印刷機上で現像を行います。現像と言葉では使いますが、今までの現像のように現像液で膜を洗い流す方法ではなく、印刷機で印刷することにより感光した部分が剥がれていき、紙に数枚印刷することで現像されていきます。(機上現像)すなわち、薬剤が多く含まれる現像液を使用せずに印刷できるようになり、従来の方式では働く人の健康に影響がありかつ水質汚濁の原因になった現像液廃液を出さず現像工程により出ていたCO2を削減することができます。
植物油インキによる環境への配慮
印刷インキに含まれる石油系溶剤から発生するVOC(揮発性有機化合物)を抑制するために、弊社では植物油インキを取り扱っています。大豆をはじめ再生産可能な植物を原料とするエステルを使用した、環境対応型の植物油インキとなっています。
植物油インキ(ベジタブルオイルインキ)とは…
印刷インキに含有する植物油(大豆油、亜麻仁油、桐油等)または植物油を原料としたエステルとの合計が、含有基準量以上の場合に表示できるマークです。
CIP4導入による損紙の削減
CIP4対応機器導入により、プリプレス~プレス~ポストプレスまで双方向でデータ交換ができるようになり、印刷工程全体の効率向上につながっています。特に制作データから絵柄をみて印刷機のインキキーのコントロールができるようになり刷り出すまでの用紙枚数が削減されました。
誰もが読みやすく見やすい「UDフォント」の取り扱い
読みやすいのはもちろん、遠くからでも見やすく読み間違えにくいユニバーサルデザインフォント(UDフォント)が、数多く開発されています。当社では、これらのフォントを積極的に採用し、可読性や視認性、判別性の高い発行物を心がけています。
※UDフォントとは?
ユニバーサルデザインの考え方を基に開発された視認性を訴求したフォントです。
徹底したリスク管理
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の推進する「プライバシーマーク」の認証を取得しています。従業者への教育を継続して行い、よりお客様に安心して情報を提供していただけるよう、個人情報の適切な保護管理に取り組んでいます。
環境づくりの取り組みenvironment
出産・育児に関する支援
当社では、女性社員の出産・育児休暇の取得率100%を実現しています。また復職後はその方の状況に合わせ時短勤務にしたり、様々なワークスタイルの確立を目指しています。また、男性社員の育児休暇取得も奨励しています。
「LED照明」を全社に採用
LED(発光ダイオードの略称)は、蛍光灯に替わる発光体として注目されています。従来の蛍光灯が消費する電力量に対して半分以下で済み、CO2削減の効果が得られると共に、平均寿命も蛍光灯(平均4年)に比べて平均12年と3倍の耐久性が得られる発光体です。
資格取得の奨励
社員一人ひとりが多様化する社会の担い手であるとの考えから、各人のスキル向上と企業の発展を目的として、当社内で取得奨励資格を定めています。 奨励した資格を取得した社員には、基準に応じて資格取得奨励金を受給しています。
お客様同士のマッチングの推進
当社は、情報加工業として幅広い業種のお客様とお取引させていただいております。お客様のお困りごとで当社が解決出来ない場合などでその課題にあうお客様を紹介をおこなっており。さまざまなパートナーシップの活性化を可能としています。