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こんにちは!重富プラスの中の人です。
いつも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、中小企業の印刷担当の方、デザイナーさん、広報ご担当の方からよくいただくご質問、
「オフセット印刷とオンデマンド印刷って何が違うの?」
というテーマで、わかりやすく解説したいと思います。

意外と知られていませんが、印刷方式の選び方ひとつで、コストも仕上がりも大きく変わるんです!
この記事を読めば、自社にとってどちらを選べば良いか判断できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


 

オフセット印刷とは?

まずは、昔からある定番の印刷方式「オフセット印刷」について。
印刷の現場では「オフセット」と略して呼ばれることも多いです。

特徴と仕組み

オフセット印刷は、金属製の版(プレート)を作成し、そこにインキを乗せて用紙に転写する印刷方法です。
厳密には、版から直接用紙に印刷するのではなく、いったんゴム製のブランケット(中間の転写ローラー)を通して印刷するので「オフセット」と呼ばれています。

メリット

・大量印刷に向いている(枚数が多いほど1枚あたりの単価が安くなる)
・色味・仕上がりが安定し、高品質
・用紙の種類も豊富に選べる(厚紙・特殊紙など)

デメリット

・初期費用(版代)がかかる
・少部数だと1枚あたりのコストが高くなる
・印刷までに準備(版作成・調整)が必要なので納期が長め

オフセット印刷が向いている印刷物

  • 会社案内・カタログ・パンフレット

  • 大量のチラシ(例:5,000部以上)

  • ポスターや冊子類

  • 色味や質感にこだわりたい場合

 


 

オンデマンド印刷とは?

次に、最近急速に広まっている「オンデマンド印刷」についてご説明します。

特徴と仕組み

オンデマンド印刷は、版を作らずにデータから直接プリンターのような印刷機で出力する方法です。
少部数・短納期の印刷にとても向いていて、印刷機の性能も年々向上しています。

メリット

・少部数から手軽に印刷可能
・初期費用(版代)がかからない
・短納期対応が得意
・ナンバリングや宛名印字など可変データ印刷も対応できる

デメリット

・大量印刷は割高
・色味や用紙の選択肢はオフセットに劣る場合も
・色の安定性が印刷機の性能に依存する

オンデマンド印刷が向いている印刷物

  • 名刺・ショップカード

  • 社内資料・セミナー資料

  • 小ロットのチラシ・パンフレット(〜500部程度)

  • テスト印刷・サンプル制作

  • 宛名入りDM・番号入りチケット

 


 

どっちを選べばいいの?

ここで「結局、どっちが良いの?」と迷いますよね。
選ぶ基準は主に「部数」「納期」「コスト」「仕上がりのこだわり」の4点です。

印刷方式の比較表

項目 オフセット印刷 オンデマンド印刷
印刷方式 版を作って大量印刷 データから直接印刷
初期費用(版代) 必要 不要
適正な部数 500〜1,000部以上がお得 少部数(1〜500部)が得意
コスト感 大量ほど単価が安い 少量でも気軽に印刷できる
色味・仕上がり 高品質・安定 機械によって多少変わる場合あり
納期 2〜5営業日(準備期間必要) 即日〜2営業日程度(短納期対応可)
可変データ印刷(宛名・番号) 不可 対応可能

※あくまでも一般的な比較表となりますので、実際にご利用される場合は印刷会社へご相談ください。

ケース別のおすすめ

・会社案内・商品カタログ(3000部)→ オフセット印刷
・社内報(50部)→ オンデマンド印刷
・イベント用ポスター(5000部)→ オフセット印刷
・新商品のPOP(100部)→ オンデマンド印刷
・宛名入りDM(500通)→ オンデマンド印刷


 

まとめ ー 印刷方式の選び方でコストも品質も変わる!

いかがでしたでしょうか?
「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」は、それぞれ得意分野が違うので、印刷物の用途や部数、納期、コスト感に合わせて選ぶのがベストです。

もし

  • ・「この印刷物、どっちの方が安くてキレイかな?」

  • ・「短納期だけど、できる?」

  • ・「販促物の印刷をまとめて頼みたい」

など、判断に迷ったときは、ぜひ重富プラスにお気軽にご相談ください!
私たちが、最適な印刷方法をご提案し、コストも品質も納得の印刷プランをお作りします。
小さな疑問でも大歓迎です!
印刷で迷ったら、まず重富プラスへ。お見積りも無料で行っております!