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紙だけの時代はもう終わった?

私たちは130年以上、印刷という伝統的な技術を大切に守ってきました。名刺、パンフレット、封筒、伝票……印刷物が主役だった時代を肌で感じてきたからこそ、今の変化にも気づけるのです。

かつては、見やすく美しいパンフレットやDMを作れば、それだけでお客様の心を掴めた時代がありました。しかし今や情報はスマホやSNSで瞬時に検索され、紙媒体単体ではアクションを促しにくくなっています。

「せっかく作ったチラシ、読まれていないかもしれない」
「Webは興味あるけど、どこから手をつけていいか分からない」

そんな声に応えるため、重富プラスは“紙とWebの連携”を軸に、販促設計から制作、配布、効果測定まで一貫してサポートする体制を構築しました。


なぜ印刷会社がWebをやるのか?

「印刷会社なのに、なぜWebも?」

これはよく聞かれる質問です。答えはシンプルです。
お客様の販促成果を最大化するには、紙とWebのハイブリッド運用が必要不可欠だから。

たとえば、展示会で配るパンフレットにQRコードを添えることで、読み終えた後もWebサイトにアクセスし、サービス詳細や動画で理解を深めてもらうことができます。あるいは、メールマガジンで興味を持った方へ、後日紙の案内状を郵送してアポイントを獲得することもできます。

つまり、**“紙で興味を喚起し、Webで行動を促す”**という設計が、今の販促では非常に有効なのです。


紙×Webの相乗効果──3つのキーポイント

ここでは、印刷物とWebを組み合わせることで得られる主な効果を、3つの観点から解説します。

1. 認知拡大:オフライン接点からオンライン誘導へ

街頭配布のチラシ、ポスティング、DMなど、印刷物は“目に触れる”という点で非常に強力です。特に地域密着型のビジネスや、高齢層を対象にした商材には有効です。

しかし、印刷物だけでは接点は一過性に終わります。
QRコードや短縮URLを設置し、Webページへ誘導することで、資料請求・来店予約・動画閲覧など具体的な行動へと導くことが可能になります。

2. 信頼獲得:アナログの質感がブランド力を高める

印刷物の“手触り感”や“重厚感”は、Webでは得られない特性です。特に会社案内やパンフレットなど、企業の信頼性やこだわりを伝えるコンテンツでは、紙ならではの存在感が評価されます。

私たちが印刷にこだわる理由は、こうした「触覚マーケティング」にあるのです。Webで情報を補足し、紙で印象を強化する──この使い分けが、ブランド価値を育てます。

3. 行動喚起:クロスチャネル設計で問い合わせ率アップ

私たちが携わったプロジェクトでは、印刷物にWeb導線を組み込んだことで、問い合わせ数が2.8倍になったという事例もあります。

チラシに記載されたQRコードから、専用LP(ランディングページ)にアクセスしてもらう。LPではサービスの詳細を動画やFAQで丁寧に解説。興味が深まったタイミングで問い合わせフォームが自然に表示される──これが今の主流です。

紙×Webを連携させることで、お客様の“動線設計”を最適化できるのです。


実際の成功事例をご紹介

【事例1】地域サービス業A社:名刺+LP連携でCVR2.8倍

営業スタッフ全員にQR付き名刺を導入。名刺の裏面から、各自専用の紹介LPへ誘導。サービスの詳細や事例、自己紹介動画まで掲載することで、信頼性が飛躍的に向上。従来比で2.8倍の問い合わせ率を実現。

【事例2】飲食チェーンB社:チラシ×SNS広告で予約単価60%改善

新メニュー導入時に紙のチラシを配布。そのチラシにWeb予約限定の割引を掲載し、QRコードからLPへ誘導。さらに、LP閲覧者をSNSでリターゲティング。紙とデジタル広告の相乗効果で、1予約あたりの広告費が約60%改善。

【事例3】製造業C社:会社案内パンフ×コーポレートサイトで受注率アップ

営業ツールとして活用する会社案内パンフレットを刷新。冊子の構成とWebサイトの情報を統一し、「この会社は分かりやすい」との評価に。商談時に“予習”してきた顧客が増え、受注率が20%向上


制作フローとチェックポイント

紙×Webを効果的に活用するには、一貫した設計思想とスケジュール管理が欠かせません。

制作フローの一例

  1. ヒアリングと課題抽出

  2. 顧客導線の整理と設計

  3. 印刷物・Webの制作計画立案

  4. 同時並行で制作進行(デザイン統一)

  5. 納品・公開・配布・効果測定

  6. PDCAで次の打ち手へ

特に印刷とWebの納期は重なりがちです。社内で連携できる体制を持つ印刷会社に依頼することで、工数・コスト・品質がすべて安定します。


コストと効果のバランスはどう考える?

「紙もWebもやると高くつくのでは?」という懸念もあるかもしれません。確かに制作費用は単品より高くなりますが、トータルの投資対効果(ROI)はむしろ高くなります。

費用感の比較(例:パンフレット+LP)

  • パンフレット単体:20万円〜

  • LP単体:25万円〜

  • 両方セット+統一デザイン:40万円〜
    → 統合設計でリライトやデザイン共通化が可能となり、実質10万円以上のコストダウンになることも。

加えて、販促費用の助成金・補助金活用支援なども行っています。印刷会社としての経験に、Web活用の知見を掛け合わせることで、「作って終わり」ではなく「結果に結びつける」支援を提供しています。


今こそ、相談のタイミング

時代は確実に変わっています。

Webだけ、紙だけでは伝わらない時代。“印刷×Web”というハイブリッドな販促設計は、今後ますます重要性を増していくでしょう。

  • 「まずは名刺とパンフレットのリニューアルから始めたい」

  • 「Webも始めたいが、どこから手をつければいいか分からない」

  • 「制作物のクオリティに一貫性がないのが悩み」

そんなときは、**印刷とWebの両方を理解している私たちにご相談ください。**130年続く現場感と、これからの時代を見据えた提案力で、御社の課題を一緒に解決します。


まとめ:販促成功の鍵は「分けずに、つなぐ」

  • 印刷物は、まだまだ現役。

  • Webは、必須のツール。

  • だからこそ、“分ける”のではなく“つなぐ”設計が必要です。

重富プラスでは、紙とWebの両方を活かすための企画から制作、分析まで、すべてワンストップでご支援しています。

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成果につながる第一歩を、ここから始めましょう。