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SSL(HTTPS)とは何か?

SSLとは、インターネット上のデータ通信を暗号化する仕組みです。SSLに対応したサイトは「HTTPS」でアクセスされ、アドレスバーには「鍵マーク」が表示されます。

SSLの主な機能

  • 通信の暗号化:送受信される情報を第三者から読み取られないよう保護

  • 改ざん防止:通信途中で内容を書き換えられるリスクを防ぐ

  • サイトの正当性証明:証明書によって“本物のサイト”であることを示す

SSL化されていないサイトの危険性

SSL化されていないサイト(HTTPサイト)には、多くのリスクがあります。

通信内容が盗み見される(盗聴)

HTTP通信は暗号化されていません。そのため、以下の情報が第三者に読み取られる危険があります。

  • 名前・住所・電話番号などの個人情報

  • ログインID・パスワード

  • 問い合わせフォームの内容

  • 注文情報・メールアドレス

フォーム送信内容が改ざんされる

暗号化されていない通信は、途中で書き換えられる可能性があります。

  • 問い合わせ内容が書き換えられる

  • 送り先のメールアドレスが偽物に差し替えられる

  • 注文内容が別の商品に変更される

なりすましサイトに誘導されやすい

HTTPSでは証明書によって「正しいサイトである」ことが保証されますが、HTTPは保証がありません。攻撃者は以下の手口でユーザーを偽物サイトに誘導できます。

  • DNS改ざんで偽ページへ飛ばす

  • URLは同じでも中身をすり替える

  • フィッシングページで個人情報を詐取

ブラウザに「安全ではない」と警告される

Google ChromeやSafariなどのブラウザは、HTTPサイトにアクセスすると「保護されていません」と警告します。
これにより、ユーザーはサイトを離脱しやすくなり、コンバージョンや問い合わせ数の減少などビジネスへの影響も大きくなります。

SEO評価が著しく低下する

Googleは公式に「HTTPSはランキングシグナル」として扱うと公表しています。
そのためSSL化されていないサイトは検索順位で不利になり、流入数減少につながります。

サイト全体の信用が落ちる

ユーザーは「安全かどうか」を敏感に判断します。特に入力フォームやログインページでSSLがないと、利用を避けられます。
企業サイトではブランドイメージ低下、個人ブログでも読者離れが起きやすくなります。

なぜ今SSL化が必須なのか?

かつては「ECサイトだけ必要」と考えられていたSSLですが、現在は全てのWebサイトで必須となっています。

SSL化が必須になった理由

  • 無料でSSL証明書が使える(Let’s Encryptなど)

  • ブラウザがHTTPを“危険”として警告するようになった

  • GoogleのHTTPS推進が加速

  • セキュリティ基準が年々厳しくなっている

SSLを導入するメリット

SSL化することで、危険性を避けるだけでなく、以下のメリットがあります。

  • ユーザーの信頼が増す

  • 入力フォームが安全に利用できる

  • SEO評価が向上する

  • サイトのブランド力が高まる

  • ブラウザ警告がなくなる

  • アクセス解析の精度が向上

SSL化は初心者でも簡単

現在、多くのレンタルサーバーは無料SSLと自動更新に対応しています。
WordPressの場合は、サーバーでSSLを有効化し、URLをhttpsに変更、リダイレクト設定を行うだけで導入可能です。

まとめ:SSL化は最低限のマナー

SSL化されていないサイトは、

  • 情報漏洩

  • 改ざん

  • フィッシング被害

  • SEO低下

  • ブラウザ警告

  • 信用低下

といったリスクがあります。
逆にSSL化することで、安全性・信頼性・SEO・ブランド価値など、多くの面でメリットがあります。
まだHTTPのまま運用している場合は、早急にHTTPSへ移行することをおすすめします。

SSL化されていないサイトは、個人情報の漏洩や改ざん、フィッシング被害などのリスクが高く、ユーザーからの信頼も失いやすくなります。本記事では、HTTPサイトが抱える危険性とSSL導入のメリット、初心者でも簡単にできるHTTPS化の方法まで徹底解説します。安全で信頼されるWebサイト運営には、今すぐのSSL対応が必須です。

重富プラスでは、SSL導入をはじめとした安全でユーザーに信頼されるWebサイトの制作・運用をトータルでサポートしております。サイトの安全性やSEO対策、運用に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。